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PD3 落書きでオブジェクトを作る

落書きと言っていますが、手書きのスケッチを簡単に 3D オブジェクトに変換できます。

落書きの種類が二つあり、クッキーの抜き型のように、落書きに奥行きを持たせ(角を付けて立体化ツール)たり、スケッチを膨らませて、丸みのある 3D オブジェクト(丸みを付けて立体化ツール)にするのがあります。

角付き立体化オブジェクト

長椅子_落書き.png(3.42KB)
長椅子_落書き.png(3.42KB)

丸み付き立体化オブジェクト

落書き_丸みのある立体化(60.5KB)
落書き_丸みのある立体化(60.5KB)

PD3-1 落書きで角付き立体化オブジェクトを作る

❶ 落書きの種類「角付き立体化」を選択する

① トップメニューの「3D」をクリックする。② 右側のメニューで下にスクロールし「3D で落書き」にある落書きの種類を選択します。ここでは左側「角付き立体化」を選択する。 色は適当な色を設定しておく。なお、色は後でも変更できる。

jdgPD0_43:落書きで角付き立体化オブジェクトを作る
jdgPD0_43:落書きで角付き立体化オブジェクトを作る

❷ ワークスペースに平面の形を描いて閉じる

ここではマウスを使う方法を紹介する。他に、ペン、またはタッチ操作で行う方法もある。

 ワークスペース上でマウスをクリックして開始点を決め、そこからドラッグして曲線を描き、 離れたところでクリックすると直線が描かれる。一筆書きの要領で、最後に開始点と終了点を重ねて図形をスケッチします。

jdgPD0_44:クリックとドラッグで平面の形を描いて閉じる
jdgPD0_44:クリックとドラッグで平面の形を描いて閉じる

最終点を開始点にある円形に近づけると円形の色が変わる。最終点を重ねるときは、円形の色が濃くなったタイミングでマウスを離す。そうすると閉じられた 3D の形に変換し、選択していた色や質感で塗りつぶされる。

jdgPD0_45:閉じられた3Dの形に、色や質感で塗りつぶされる
jdgPD0_45:閉じられた3Dの形に、色や質感で塗りつぶされる

❸ 横に長く伸ばして長椅子の形にする

オブジェクト枠の上にある「回転」をドラッグして、オブジェクトを回転する。この場合は、正面を表示させた状態にする。

jdgPD0_46:正面を表示させた状態
jdgPD0_46:正面を表示させた状態

横に長く伸ばす。

jdgPD0_47:横に長く伸ばす
jdgPD0_47:横に長く伸ばす

水平方向の回転で、長椅子を確認する。

jdgPD0_48:長椅子の形
jdgPD0_48:長椅子の形

PD3-2 落書きで丸みをつけた立体化オブジェクトを作る

❶ 落書きの種類「丸みを付けた立体化オブジェクト」を選択する

① トップメニューの「3D」をクリックする。② 右側のメニューで下にスクロールし「3D で落書き」にある落書きの種類を選択します。ここでは右側「丸みを付けて立体化」を選択する。

jdgPD0_49:落書きで丸みを付けた立体化オブジェクトを作成する
jdgPD0_49:落書きで丸みを付けた立体化オブジェクトを作成する

❷ ワークスペースに丸みのある図形を描く

クリックして開始点を決め、ドラッグして曲線を描く。 曲線の終わりは開始点の円とし、円形の色が濃くなったタイミングでマウスを離す。 

jdgPD0_50:ドラッグして曲線での閉じた図形を描く
jdgPD0_50:ドラッグして曲線での閉じた図形を描く

閉じられた3Dの形に変換し、選択していた色や質感で塗りつぶされる。

jdgPD0_51:丸みのある立体図形が描かれる
jdgPD0_51:丸みのある立体図形が描かれる

❸ オブジェクトの追加、直接ペイントなど

立体に直接ペイントしたり、オブジェクトを追加する。

移動や回転、奥行きの調整を行う。

3Dオブジェクトを選択し「全体を選択」し「グループ化」する。

jdgPD0_52:オブジェクトを追加、ペイントする
jdgPD0_52:オブジェクトを追加、ペイントする

奥行きの調整

奥行きの調整」をドラッグすると、上斜め前から見た状態に一時的に切り替わり、キャンバスや他のオブジェクトとの位置関係を確認し、設定できる。

複雑な 3D オブジェクトの作成

「ペイント 3D」は立体の着色機能はあるが、複雑な 3D CG の編集機能はありません。複雑な 3D オブジェクトを作成すのであれば、Windows に標準搭載されているマイクロソフトのモデリングソフト 3D Builder などを使う必要があります。